テントサウナの自作ブログ&youtuber事例紹介
テントサウナの自作事例と課題
テントサウナとは
テントサウナとは、キャンプ用テント内にストーブも含めたサウナ環境を作ってしまうことで、自然の雄大さを眺めながらサウナを楽しみつつ、温まった身体を湖や川で締めることである。携帯性からもその人気は高く、SaunaCampFestival2019では160枚のチケットが30分で売り切れる程だ。2020年にも東京サウナーランドではテントサウナが大集合している。
自作事例集
また一般人から芸能人も含め数多くの人々が、自作テントサウナをyoutubeやブログで公開し、テントサウナを楽しんでいる。
ふたりで設営30分!特製テントでサウナキャンプを楽しむ | HANDIY
予算5万円でサウナを自作する実験(2) 構想&準備編: 温泉・温浴コンサルタントブログ【一番風呂日記】
テントサウナ(2代目)をDIYで自作しました!使用したテント・煙突の断熱・かかった費用も公開!
DIYでサウナを自作!テント内に作ってみた結果…w - YouTube
自作でテントサウナをDIY!冬キャンプで汗かいて川に飛び込む? - YouTube
薪ストーブを自作してみた〜手作りサウナ小屋のDIY解説・第二話〜 | 株式会社LIG
彼らが自作する主な理由の一つとして、テントサウナが高額であることが挙げられる。
購入すれば10万~170万である一方で、5万円あればおよそ自作できると思われることは魅力的と言える。
テントサウナの自作における課題
一方で、テントサウナには自作において幾つかの課題がみてとれる。実際、幾つかのブログでは期待された温度に至らなかった、クオリティを追求した結果として約10万円と費用が高額になってしまったことが報告されている。
おおまかには下記に分類される。
- 持続的な断熱性とコストの課題
- 空間(≒テント)の断熱
- 安易なタープ(運動会本部とかのアレ。安価。)改造では足元寒い
- 断熱シートを多層的にするとコストが上がる
- 熱源(≒煙突)と空間の間の断熱
- 空間の中に熱源置くなら問題なし、典型的テントに穴開ける場合は専用商品もあり
- 熱源とテントを空間として分ける場合、石膏ボード等が使われていたがサイズによりコスト高
- サウナ石の周りも断熱させる必要も要検討
- 空間(≒テント)の断熱
- 熱源品質とコストの課題
- ストーブ
- 最も良く使われているのはホンマ製作所の薪ストーブ
- より高品質なストーブ(薪、電気、アルコール)はコスト高
- サウナ石
- 安いストーブだとサウナ石が載らない、重さに耐えられない
- サウナ石そもそも高い、花崗岩のポテンシャル不明
- ストーブ
- 設営の課題
- 携帯性
- 設営備品は持ち運びしやすい容器や重さに収まっているか
- 設営時間
- 現実的な時間で設営できる手順に収まっているか
- 携帯性
(*) 【楽天市場】ホンマ製作所 薪ストーブ ステンレス黒耐熱 窓付 時計型 ASW-60B:Arcland Online 楽天市場支店
何となくの次善解は、とにかく隙間は作らず断熱材被せて多層構造にして、コスパの良いホンマ製作所の時計型の薪ストーブを使いつつ、必要とするサウナ石(<100kg)を載せられる構造を用意するパターンが想像できる。しかしこれでも、十分な温度に到達できるか、その温度を保てるかは、制作品質に大きく依ることが考えられる。
その他にもサーキュレーターや一酸化炭素メータ、ベンチの高さ等、凝るポイントは多くありそうで面白い。
「それレンタルでもあるよ」
ただここまで頑張って作らなくても、実は一泊3万程度でレンタル可能である。もっともサウナストーンやロウリュ、ベンチ等は往々にして別オプションであり、4万程度になることを考えると品質が担保できれば自作は良い選択と考えられる。
サ道で話題|テントサウナレンタルサービス【トトノウジャパン公式サイト】
いっそテントでなくても寝袋サウナでいい
後は、必要な熱量とか概算できるのかな~とか、テント構造も折角携帯性が高いのであればもっと自由にならないかな~とか考えてみたい。もう寝袋みたいなものでもいい気がしているんですよね。
この手のポータブルスチームサウナ、どれもやたら高いし評価低いのでそれこそ自作の余地ある気が。
参考になれば幸いです。
よいサウナライフを!!!