おみくじ
要約と目次
凶ってどんなこと書いてあるんだろう
さる日曜の夜、翌日からの業務への呪いに満ち溢れた私は「おみくじ 凶」で画像検索をかけて、この世にはどんな酷い宣告をうけた人々がいるのか調べることにした。
予想通り、凶をひいてしまったことに耐えかねて画像をネットにアップロードしている事例は散見され、小躍りしながらTwitter APIを用いて300枚程度画像を収集し、目視で関係ない画像を削除することで集まった200枚前後のおみくじ画像を読み始めた。
だいたい凶でも「色々悪いけど、信心を怠らなければよくなるよ」の文言で結ぶものかと思えば結構辛辣に突き放す感じもあることが分かった。以下、いくつか実例紹介。
そもそもおみくじってどうやってつくってるんでしたっけ
浅草寺のおみくじのアップロードも多く、何番が凶かリストつくれるかもなぁと考えつつ眺めていると、別神社であっても書かれた漢詩が同じ場合があることに気付く。そういえば、そもそもおみくじって誰がどこでどうやって作っているか調べていなかったので、ググると下記がわかった。
"観音籤"というベースは内容および確率が公開されており、その他もまとめサイトがある
観音籤は漢詩つけて大吉~凶までの7段階評価を用意。その他、大凶や、凶向吉などの独自評価は個別制作となる。住吉神社の15番が大凶らしい。戸隠神社は日本神話を題材にしているらしくアガる。
おみくじの制作は、明治の女性自立および資金活動の一環として連綿と山口県女子道社が制作しており。現在シェア率は70%ほどらしい
女子道社では今も印刷した後は人力で折り畳みらしいし、正月のおみくじ市場規模を100円*1億6千万*10%としても16億になるしいいビジネスかも。機械化持ちかけるワンチャンある。その他は調べ切れなかった。
おみくじを作っているところを知りたいかい?日本一の製造会社が山口県にあった!! | 神社・寺 御朱印めぐり.COM
最後に、一番こわいのはGoogle photoの技術力
今後も効率的におみくじ画像、凶や大凶の写真か文言を集められないかとスクレイピングとか画像認識とかツール調べながらふと、自分のGoogle photoで「おみくじ」と調べると数年前のハワイで撮った写真がでてきたのである。嘘だろ…まさか右上のOMIKUJIをOCRしているとでもいうのか…? さすがに日本語の「おみくじ」とかかれた写真は検出できなかったところからは日本語OCRまではしていないようだが、全くGoogle先生...ぱないっす。